屋根の形
2019年05月07日
ゴールデンウイークが終わってしまいましたね(´;ω;`)
今日は屋根についてです。
屋根は外観デザインを左右します。
切妻屋根
2つの屋根面を山形に合わせたシンプルな構造の形状です。
和風・洋風どちらにも合い
勾配や軒の深さで印象を変えられます。
寄棟屋根
勾配のある4つの屋根面で構成されたものです。
雨の流れがよく雨仕舞いに優れています。
4面が交わる部分の加工手間や材料費により
切妻屋根よりも工事費は高めになります。
差し掛け屋根
切妻屋根の、2面の屋根が段違いになっている形状です。
招き屋根ともいいます。
屋根を互い違いにしているのでその分室内空間が広くなります。
工事費用は比較的に安く抑えられます。
片流れ屋根
一方向だけに勾配があり、屋根面が
ほぼ1枚で構成されている形状です。
シャープでダイナミックな雰囲気の外観をつくれます。
入母屋屋根
上部は切妻、下部は寄棟と2つの
形状が混在した屋根です。
各地の城郭建築でも見ることができます。
構造が複雑なので手間がかかり
工事人件費が高くなってしまいます。
この他にもたくさんの屋根の種類があります。
![](http://www.mizukawa.info/wp-content/uploads/2018/11/152b27e4469f14ae8f1175fb0020f93b-300x164.jpg)
サンプル画像
屋根の形状は複雑になるほど
コストが高くなります。
片流れ屋根や切妻屋根などのシンプルな形状を
選べば、他の屋根よりもコストが抑えられます。
また、勾配が緩やかなほうが屋根面積が狭くなるので
その分材料費や工事費を抑えることができます。
すべての屋根形状にはメリットとデメリットが存在します。
デメリットも頭に入れた上で選ぶ必要があります。
よく相談して決めましょう。